青看 (あおかん) : 青看板=道路に立っている案内標識の事。イヤらしい意味ではない。

青タン (あおたん) : 青信号の事。

赤玉半固 (あかだまはんこ) : 赤信号で停車している事。

赤タン (あかたん) : 赤信号の事。

足上げ (あしあげ) : 休憩、待機の事。ハンドルに足を上げているからか?

アルコール変調 (あるこーるへんちょう) : 酔っぱらって電波を出す事。=AC変調

アンカバー (あんかばー) : 広義の意味では、違法無線局の事だが、一般的には、主に7メガ帯が拡張される前に、7.1MHz以上のオフバンド周波数で交信していた局の事。80年代前半あたりが全盛であり、あのグリコ森永事件の怪人21面相が連絡に使っていた事でも有名である。JA10ではじまる架空のコールサインなどを使い、意外とアマチュア無線ぽい通信をしていた。アマチュア局と二足のワラジの局も多かったようである。その意味では違法CBとも通ずる部分があると言える。

Eスポ (いーすぽ) : 主に初夏から秋にかけて出現する、突発的な電離層の事。正式名称はスポラディックE層。主にVHF帯の電波を異常伝播するが、ギリギリ27メガ帯も反射してくれるので、Eスポが出現すると、列島各局とデンマークエクスレイ、となる。特に4チャンネルなどはオンフレ混線状態となる。

一報 (いっぽう) : ちょっとしたお知らせの事。「QRありましたらご一報ください」「○○会○○さんがよろしくのご一報でした」等と使う。

イレブン (いれぶん) : 波長11m、イレブンメーターの事。CB無線の帯域の27MHz帯を指す。

いっちょんちょん : 144の訛ったもの。144MHz帯のアマチュアバンドを指す。波長からツーメーター、二メーターとも。トラック運転手らの違法アマチュア無線が一番多いと言われる。

Sカン (えすかん) : Sメーターの事。

FT-101 (えふてぃーわんのーわん) : 八重洲無線の名器。1970年発売。ワンノーワンの愛称で知られる。大ヒットアマチュア機だが、簡単な改造で27MHz帯も送信できたため、違法CB愛好家達にも人気があった。

エックスさん (えっくすさん) : 妻、嫁の事。バッテンさんとも。XYLの事。

エルちゃん (えるちゃん) : 女性の事。YLからきたと思われる。

横着マイク (おうちゃくまいく) : サンバイザーに取りつけるフレキシブルマイクの事。手で持たずに(横着に)QSOするからか?

お稼ぎください (おかせぎください) : 交信局数を稼いでくださいという事。交信終了の挨拶。

お声がけ (おこえがけ) : 用件はないが、ワッチできたため声をかけた、という程度の挨拶。

押し (おし) : リニアをドライブするリグの出力の事。リニアを押す、押しが強いなどと言う。

おつむ : アンテナの事。テンテン棒、テン棒とも。

お二階 (おにかい) : 高速道路の事。高架が多いからか。上空とも。また、多チャンネルCB機においては、25ch~48chまでのNASA72でいうところのNASAポジションの事を二階、2Fとも言った。

おにぎりマイク (おにぎりまいく) : ハンドマイクの事。片手で握って使うところから。

オーフナ (おーふな) : NASA通信と双璧をなすCB無線メーカー。912などが有名。根強いファンも多い。

オーフナ唸り (おーふなうなり) : オーフナ912というモデルは、送信時にウイーンという唸り音が混入した。周波数ドリフトによるものらしく、設計ミスと言ってもよい。唸りを好みに調整するため、意図的に送信周波数を0.4khz~0.6kHzずらす事が多いようである。これがマニアには良いとされ、わざわざNASA機などもこのような音が鳴るように改造する人までいた。