スポンサードリンク



ナサ通信 (なさつうしん) : CB無線と言えばNASAという位の無線機メーカー。2016年現在も28メガ機ではあるが、当時のデザインを踏襲した機種を販売中。ナサ通信の各機種の中でもNASA72GXは名器中の名器であり、CB無線機の基本モデルとなっている。

NASA72GX (なさななにーじーえっくす) : おそらくCB無線界においてトップシェアを誇るのではないかという位普及したモデル。72GX、72GX-2、72GX-3、ハリケーン、コンボイなど数種類あり、37メガ帯を使用したパーソナルなるモデルもあった。現在も28メガAM機「NASA 28AM」として、当時の姿そのままで、なんと平成34年新スプリアス規制をクリアして販売されている。

鳴き合わせ (なきあわせ) 
: リグの変調やfズレなどを確認したい場合に、同じ周波数に合わせたリグをもう一台用意し、近い距離で送受信させ、その変調音を聞いたり、周波数を確認したりする事。あまり近づけすぎたり出力やアンテナの設定によってはハウリングしてしまい、文字通り鳴き合うためコツがいる。NASA72同士で鳴き合わせすると、口笛よりこのハウリングした時が一番パワーが出るような気がする。

泣き別れ (なきわかれ) : モービル局同士の交信において、距離が離れお互いの電波が届かなくなり交信が終わる事。

7195kHz (なないちきゅーごーきろへるつ) : アマチュアバンド7メガ帯にて最もAM通信が行われている周波数。ベテランOM達が自作のAM機等で交信しているのを聞く事ができる。かなり技術的な話をしており、各局の変調音なども聞いていてかなり面白い。サフィックス2文字の超ベテランOM達の交信も聞かれ、気軽に交信できる雰囲気ではないが、28メガAMとはまた違った面白さがありそうである。ちなみにこの辺りの周波数は、夜間は中国かどこかのアジア短波局が強烈にカブるので使いものにならない。

7と3 (ななとさん) : さようならの意味。=セブンティースリー、73。ななつとみっつなどとも。

7メガ (ななめが) : 7.000MHz~7.199MHzまでのHF帯のアマチュアバンド。40mバンドとも。2016年現在一番賑わっているバンドであろう。週末ともなると空き周波数がないくらい3kHzステップでびっしりSSB交信が埋まっている。タヌキワッチしていると、どうも団塊の世代以上のOM達がほとんどのようだが、4アマで出られる上、日中はQRPでも全国によく飛ぶため、正規に開局したトラック運転手などもよく使っている。CW、SSBがメインだが、7195kHzあたりでは、AMでの通信もよく聞かれ、かなりテクニカルな話題の交信を聞くことができる。人が多い分、無変調、チューニング、モールス信号などによる妨害や、いちいち「呼んでるよー」「違うよー」「(fが)ズレてるよー」などとヤジを入れたりする局もおり、なかなか殺伐としている。

27.005MHz (にじゅうななてんまるまるごめがへるつ) : アメリカFCC規格のCB無線機の4チャンネルに当たる周波数。2016年現在、日本で最も盛んに通信が行われている周波数でもある。国内でのこの周波数の送信は当然違法である。違法CBはなぜ4chのみに集約されていったのかはよくわからない。合法CB局も、違法CBは消えろとか言いながらここをワッチしてコンディションチェックをしているとか。

27メガ (にじゅうななめが) : 11mバンド、イレブンとも。言わずと知れたCB無線帯である。国内では出力0.5w 8chのみの指定だが、輸出用CB無線機の逆輸入、無線グループ乱立による周波数不足からのいわゆるお二階、三階、地下チャンネルの増加で、日本の無線バンド中最も盛んに交信がなされた周波数帯なのではないかwww 詳しい歴史などは検索していただくとその歴史など詳しく知る事ができるので、ここでは割愛させていただく。

28メガ (にじゅうはちめが) : 28.000MHz~29.70MHzまでのアマチュアバンド。10m(テンメーター)バンドとも。NASA等クリスタルシンセサイザー式のCB無線機の場合、水晶の差し替えと簡単な調整でこの周波数が出せるため、このところ人気のバンドである。このうち28.20~28.999までがAMの出られる範囲である。厳密にはSSB運用など考慮し、AMは28.305MHzを呼び出しとし、その下の周波数での運用となっている。正規の従免を取り、NASA72の28メガ改造機などをTSSに通しコールサインを取得し、自主的にバンドプランを考えたOM達のお陰で、完全合法にて違法CBの雰囲気を持った交信が楽しめるが、アマチュア無線家達はあまりいい顔をしていない様子(その割にオーバーパワーを平気でやっているのは従前のアマチュア無線家の方だったりする)。アマチュア無線であるので、モービルは3アマ以上50w、4アマ20wまでとなり、当たり前だがキロワット級のリニアや、免許の上限を超えた出力などはご法度である。分かりやすく例えるなら、CB無線が暴走族、28メガAMは旧車會といったところか。どうも27メガと28メガの二足のワラジ局が多いようで、一部の局がニックで呼び合いコールサイン不送出や、呼び出しでの長時間のラグチュー、周波数独占の動きなどあるようで、CB上がりの局からもそういった局は問題であると言われている。こんなところも旧車會の動向にそっくり。

28.305MHz (にじゅうはってんさんまるご) :28メガAMでの呼び出し周波数とされている。サンマルゴ、と呼ばれる。総務省のバンドプランに沿ったものではなく自主的なものである(バンドプランに従ってしまうと、狭帯域の電話なので28.20~29.00MHzまでならどこでも出ていい事になってしまう)。ここで呼び出し、その下の295、285、275、265・・・と下へQSYしていくのが慣例であったが、最近では305にて被せ合い、長時間ラグチュー、一方的な送信、CQデルタエクスレー、○○○局がよろしくの一報でした~、305窓口お借りします~、などとニックがコールサインになっただけで、違法CB4チャンネルと区別がつかなくなってきている。NASA72GXでは、クリスタルの関係から8ch、10ch、11chとなる事が多い。ちなみにケチってクリスタル1個のみだと4chになるため、NASAポジションやX.Cポジションにクリスタルを入れ替えれば、27.005MHzと28.305MHzがスイッチ一発で切り替えられるようになり、一部の違法CB愛好家には好都合?である。違法CBそのままの交信に眉を顰めるアマチュア局は、28.855MHz等に移行しようという動きも一部ではあるようである。

ニック (にっく) : ニックネームの事。CB界のコールサイン。ネットで言えばハンドル名の事か。○○会○○支部~、○○の○○~、故郷離れた○○県~、などという所属団体+ニックネームによる自己紹介の交信をよくする。ちなみに乗っているトラック(主にデコトラ)にも、ニックネームを付けている事が多い(○○観光、○○丸など)。

ニューヨーク (にゅーよーく) : 入浴の事。おやじギャグ。

後方 (のちかた) : 後ほど、後で、という意味。