昨今話題となっている、新スプリアス規格ですが、簡単に言うと、旧認定機種やH17年12月1日(旧規格の技適のまま継続生産した機種はH19年11月30日)以前の技適機種は、H34年11月30日までしか使えませんよ、新規開局、変更はH29年11月30日までしか受け付けませんよ、というもの。

詳細はこちらの総務省PDFをご確認ください。
無線機器のスプリアスの規格が変わりました。 – 総務省
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kyushu/ru/file/spurious_leaf.pdf

古いリグを使ってる人、まだ沢山いると思うのですが。
規模は小さいですが、個人の資産が法律一つでゴミと化すとは。エコの時代を逆行していますね。いつかのディーゼル車規制とそっくり。結局ディーゼル車の方が実際はエコだった、と最近になって見直されていますが、ドヤ顔でペットボトルに入れたススを振り回してた元都知事は知らん顔でしょうね。あれもトラック業界の圧力だか知らないけど、不正軽油と排ガス規制がゆるゆるだったから生じた問題で、排ガスさえガソリン車並みに規制してればあんなススなんか出ず、ディーゼルはエコ、って言えたのに。

話が飛びましたが、2016年3月現在、JARDが認定機、旧スプリアス機について、なんと無料でスプリアス測定をしてくれています。
下記はJARDのサイトから引用
「JARDでは、JARL登録機種や初期のJARD技適機種(旧スプリアス規格の無線機)が、どの程度新スプリアス規格を満足するかどうか調査を行い、保証業務等の参考とすることを目的として実態調査を実施することとしました」。https://www.jard.or.jp/hosho/contents/sp-survey-1.html

これはJARDがスプリアスのデータを取って、H29年以降も保証認定やってやるよ、という事と理解してしまっていいのでしょうか。
無料でリグも家まで取りに来るとのことなので、私も手持ちのハンディ機を一台出してみることにしました。

申し込み画面です。
supurious
改造された無線機、オプション搭載の無線機は不可ですが、これどこまでが改造なのかわかりませんね。
ゼネカバ送信改造とかはダメでしょうが、ダイオード一本追加とかカットで受信拡張とかもダメなのか。
suprious2
名前、機種など詳細を入力し申し込みました。

申し込んだ機種は、YAESU FT-703Rというクソ古いハンディ機です。
suprious001
レトロですね。
1985年グッドデザイン賞受賞です。
https://www.g-mark.org/award/describe/11076
当時の定価は37900円。高ぇ。
suprious002
本体上部です。Sカンwww 周波数はダイヤルまわしwww 滅茶苦茶使いにくいです。

D-STAR?C4FM?ナニソレ?状態のこのハンディ機、スプリアスの結果ははたしてどうなるか楽しみです。

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